若者諸君!もうじきキーボード入力は特殊技能になるぞ
いつもの慣れたやり方で
このブログを更新するとき、私はパソコンに向かってキーボードで文字を打ち込んでいます。
まさに今、この文章もキーボードを使って作成してるわけですが。
それは私が他のデバイスよりもパソコンを使うことに慣れてるためで、文字の入力方法としてもパソコンのキーボードを使うやり方が一番やり易いからなんですね。
手書きで文章を書かなくなってから何年も経つので、既にペンや鉛筆で文字を書くのが苦痛に感じたりするくらいなんですが。
やはり人というのは、いつもやっている慣れた方法で物事を片付けたいと思うのは当然でして。
文章を書く際も、私のようにパソコンを使う人もいれば、手書きが一番という人もいるでしょうし。
あるいはスマホを使って打ち込むほうが、手馴れてるという人もいるでしょう。
これらの割合は、今どのようになっているんでしょうか?
文書を作成するときのデバイス
今のようにパソコンが普及する前は、もちろん文書作成は手書きというのが普通でした。
それがワープロに始まり、続いてパソコンが普及するにつれて、キーボード入力というやり方が広まってきました。
現在は仕事での文書はもちろん、個人がハガキや手紙を書くときでさえ、パソコンで書いたものを印刷するというようなシーンも珍しくないですね。
こういったように社会に普及するデバイスによって、文書作成の方法も変わってきているわけです。
参考として、ここ最近の世帯別のパソコンやスマホの普及率を見てみましょう。
パソコンの普及率は高いですが、80%程度のラインで横ばい、もしくは微妙に下がってきているように見えます。
これに対して、スマホはここ数年で驚異的な伸びを見せ、すでに70%を超えています。
これは世帯別で調べた結果ですが、世代別で調べれば、恐らく10代後半から30代での普及率は90%近くになっていることでしょう。
このことから文書作成方法にも、今また変革のときが来ていることが分かります。
これからの主流デバイスは、パソコンからスマホに移ってきているんですね。
キーボード入力できるんだぞ!偉いだろ
というわけで今後、新たに生まれてくる社会人は、スマホには慣れているけれども、パソコンは触ったことがないという人も増えてくることでしょう。
そうなると当然、キーボード入力なんてやったことがないわけです。
毎日の業務日報や、仕事の資料なんかも、スマホじゃないと作成できないという人がいても珍しくなくなるんですね。
とはいっても、プレゼンの資料を作ったりデータのエクセル入力なんかは、さすがにスマホでは困難なわけで。
結局のところ社会人になるにあたって、キーボード入力を習う必要が生まれることになります。
つまり履歴書に、エクセルやワードの検定資格を書くように、キーボード入力の検定資格を書くような時代が、遠からずやって来るんですね。
面接のときに、「私はブラインドタッチができます」とチョット誇らしげに、鼻の穴を膨らましぎみに言うことができるようになるんですよ。
ですから若き諸君よ、いつまでもフリック入力や音声入力に頼っていてはいけません。
今のうちに、キーボードに慣れ親しんでおいたほうが良いですよ。
といったところで、今回はいじょ!