レジのあの皿は支払いのときはいいけど釣銭を返すときに使われるのはチョットな・・・という話
コンビニやレストラン等いろんなところでお金を支払うシーンがありますが、そのときに見かけるお皿のようなモノがありますよね。
↓コレですが、コレの名前をご存知でしょうか?
一般的に「釣銭トレイ」とか「コイントレイ」とか呼んだりしますが、正式な名称は「カルトン」とされてるそうで。
カルトン(仏: carton)は、主に個人顧客を相手とする店舗(レストラン、喫茶店、書店など)や金融機関において、顧客の支払いのやりとりに使われる小さな皿、盆、トレイの総称。材質は、安価なものであれば合成樹脂、合成皮革、やや高価なものになると金属、天然皮革などが使われる。別名、キャッシュトレイ、コイントレイ、釣り銭トレイ。なお、会計盆と呼ばれる木製の容器もほぼ同様の機能を有する。
言葉の元はフランス語で厚紙を表す「carton」からきてるとのことで、絵を描くときに使う厚紙の「カルトン」や、タバコがワンセットになった箱を「カートン」と呼ぶのも同じ語源のようですよ。
どうも会計の際にこの「カルトン」を使うのは、海外では見かけない日本独特の風習とも言える様式のようで。
日本にやってきた海外の旅行者は、日本人がトレイの上にお金を置くのを見て
「オゥ、ジャパニーズの“礼節”というヤツですね!」
と驚いたり感心したりするそうです。
ちなみに私がコンビニでバイトしてたときは、お金を受け取るときは「カルトン」で受け取って、お釣りを渡すときはシッカリと手渡しするようにと教わりましたが。
逆にお客としてコンビニ行くと、たまにお釣りを受け取るときも「カルトン」に乗せて差し出されたりすることもありまして。
何だかわけも無く嫌われてるような、「オマエの手には触るのも嫌だね!」と無言のアピールをされてるような気がして微妙に凹むこともあります。
ほとんどのコンビニのマニュアルでは、お金のやりとりは、受けるのも渡すのも手渡しでするのが基本とされてるようですが。
受け取る際は、お金を店員とお客さんの双方で確認できるようにすることと、小銭がちらばったりしないようにという理由で「カルトン」を使うようにしている店が多いみたいですね。
とはいえ、つい何も考えずに手渡ししようとお金を出したら、無言で「ここへ置け」とばかりに「カルトン」を押しやってくる店員もいたりして。
そういうのは、チョット不快な思いを感じたりもしますし。
銀行なんかは、お金を出すのも受け取るのも「カルトン」を使うのが普通だったりしますが、私などは少し冷たい印象を感じたりもするんですよね。
それにお釣りの小銭の数が多かったりすると、「カルトン」から一枚一枚拾い集めるのも二度手間で面倒だなとか思ったりして。
ですから私は、
「世俗にまみれた私の不浄な手は絶対に触れないように気をつけますから、どうかお釣りは手渡しにしてください!」
そう全国の店員さんに言いたい気持ちなんですが、アナタはいかがでしょうか?
といったところで、今回はいじょ!
コチラは、恥ずかしい失敗談です!
コレは、私がギックリ腰になったときのお話・・・
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